出演者
太田 豊
〈演出・総合制作〉
音楽家・雅楽演奏家
雅楽演奏家として笛・琵琶・左舞を専門とし、国内外での雅楽公演に出演。 笛・左舞を元宮内庁式部職楽部首席楽長 安齋省吾氏に師事。 また音楽家として笛、サックス、ギター、おりん、サンプラーなど様々な楽器を用いて舞台芸術のための音楽を制作し、多種多様なアーティストと共演。
久乗編鐘(おりん)による高岡駅(あいの風とやま鉄道、万葉線)、北陸新幹線新高岡駅発車メロディーの作曲・演奏など、その活動は和洋のハザマで多岐にわたる。
東京藝術大学邦楽科卒業。
◆谷中秀治〈アコースティックベース〉
11年間ニューヨークにてジャズ、フォルクローレ、ロシアン民謡、カントリー他様々なグループに参加し精力的な音楽活動を繰り広げる。帰国後もアペラッチャコの他にWAYNO(ウェイノ)、ブルックリン・ライトハウス、インターミション、ゼイン・マッセイ、故エブリン・ブレイキー、故エド・ルイス、故市川修、らのグループとも共演するなど国内外問わず幅広い活動を展開している。
◆堀つばさ〈和太鼓〉
京都出身。11歳より和太鼓を始める。京都市堀川音楽高校打楽器科卒業。 在学中よりドラマーとしても活動。96年より佐渡拠点の和太鼓集団「鼓童」に14年間在籍。
2010年よりベルギー・アントワープへ拠点を移し、ソロ奏者として様々なバックグラウンドをもちあわせる音楽家達とのセッションや、ダンス、映像、演劇、ファッションなど幅広いクリエーター達とのコラボレーションを展開。これまで40カ国以上でのコンサートを行ってきている。日本の風土から産まれた音を原点に、和太鼓のみではなく、筝、歌、ピアノ、久乗おりん、オルゴールなども取り込んだ独自の音楽感が国内外ともに高く評価されている。
関連動画(YOUTUBE):Kyujo Orin - Tsubasa Hori x Toshiyuki Shibata improv.
◆若林美津枝〈ダンス〉
台湾人と日本人のハーフで佐渡島出身のダソサー。5歳よりジャズダンスを母親の若林素子に師事。モダンダンスを下田栄子に師事。
全国ジャズダンス ダンスコンクールで第1位(ソロ)を2回受賞。 アメリカジャズダンス世界大会では第6位。 東ヨーロッパモダンダンス国際振付コンテストでは準グランプリなど、どちらも日本人初の快挙を成し遂げる。 2000年より「日本・佐渡若林芸術舞踊団」のソリストとして台湾国内にて30を超える交流公演を行い、これまでに延ぺ4万人の現地の人達と交流を重ねる。
長身を活かしたダイナミックな表現と流れるような動きの繊細さが魅力として舞踊界でも注目を集める。
現在は、ダンサー、モデル、演出家として活躍中。
◆谷中仁美〈久乗編鐘〉
11歳より電子オルガンを習い始める。各コンクールで受賞を重ね、高校卒業後は専門学校に進んで音楽を探求。米国バークリー音楽大学夏期セミナー修了を経て、数多くのコンサートに参加。指導者育成、子供の音楽教育、障害者への音楽指導の他、ブライダルプレーヤー、ラウンジ奏者、イベントプロデューサーとして日々音楽活動を行っている。2005年より久乗編鐘の演奏に携わり、国内でも数少ないプロのおりん奏者として活躍の場を広げている。
◆林 恒宏〈語り〉
語り手・ナレーター・音声言語指導者
株式会社「研声舎」代表
声と言葉の磯貝メソッド 金沢塾代表。
北陸を中心にテレビ・ラジオ番組、CM等のナレーションで活躍中。音声学講師の磯貝靖洋氏(Vocal Arts Service Center代表 本部東京)に2002年より師事し、本格的に「声とことば」の勉強を開始。2013年、東京「声とことばの磯貝メソッド」の正講師となる。また、ビジネスマンに向けたセミナーや地元の小・中学校、高等学校でのワークショップ等も多数行っている。出演舞台は、寺院や能楽堂での「林恒宏の独り語りシリーズ」等多数あり。上質な「語り」の道を究めるため、現在も研鑽中。